整備工場・修理工場と取引する際、認証整備工場としての処分歴を確認することは、サービス品質管理と法令遵守の基本です。本記事では、無料の公的データで整備事業者の処分歴を確認する手順を解説します。
1. 整備事業者への主な処分
道路運送車両法に基づく主な処分:
- 認証取消し: 認証整備工場としての営業権剥奪
- 指定取消し: 指定整備工場(民間車検場)の指定剥奪
- 業務停止命令: 一定期間の整備業務停止
- 指示処分: 改善指示
- 改善命令: 整備記録簿の不備・不正改造に対する是正命令
処分は 地方運輸局 または 各運輸支局 が行います。
2. 主な違反パターン
- 不正改造の容認・実施: 違法改造車の整備受託
- 無認証整備: 認証範囲外の整備実施
- 検査標章の不正貼付: 偽造ステッカーの貼付
- 整備記録簿の不備: 法定記録の不実記載・未記載
- 分解整備の不適切実施
3. 取引先審査での活用
中古車販売店
整備委託先・販売前点検の委託先選定で、認証取消歴のある工場を避ける。
損害保険会社
提携整備工場ネットワーク構築時、過去の処分歴で品質を担保。
カーリース・カーシェア事業者
大量の車両整備委託先の信用確認。
4. RegBase での調査手順
5. 確認時の注意点
認証整備工場は中小・地域密着型が多く、TDB等の信用調査機関でカバーされにくい層です。RegBase は国交省ネガティブ情報サイト経由で全国の整備工場処分を5年分集約しているため、こうした地域の中小整備工場の処分歴も確認できます。
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